アイデア実践

『地域安全対策(担当)』(現:地域安全防犯)という名称は地域の方に覚えてもらいにくく、小さな子どもたちには登下校を見守っていても防犯ブザーに手を掛けられるといった状態で中々距離が縮まりませんでした。これでは子どもたちに万が一の危険がせまったとき、私たちに助けを求めてもらえるか、また私たちもいつもと違う子どもたちの様子に気づけるのかといった課題がありました。 そこでチームに愛称をつけて親しんでいただこうということで、生野区の各小学校児童が応募して誕生した区のマスコットキャラクター紫陽花の妖精『いくみん』(区内の小学生8割は知っている。)を活用し、チームの愛称を『いくみんパトロール隊』としました。

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子どもたちに私たちの存在を広く知ってもらうため、各小学校(公立19校・聴覚支援学校・朝鮮初級学校)に協力を依頼して、朝礼や全校集会に参加し朝礼台に立って自己紹介をさせてもらっています。そこで普通の自己紹介をしても、子どもたちには警察官や消防士と同じで安全を守ってくれる人との認識はあっても、声をかけあえる関係には中々なれません。そこで隊員個々人にも愛称をつけての自己紹介とパトロールに取り組んでいます。学校朝礼で学校関係者以外の人間が話をすることや友だちのような愛称があることは、あまり無いことなので子どもたちはすぐに覚えてくれ、登下校の際などに声をかけてくれています。時には家族や学校にも伝えていない事件の情報や公園遊具の不具合なども教えてくれています。

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地域の方々に随分と知っていただけてきましたが、まだまだ知っていただけていない方々が圧倒的に多くいます。連合振興町会長さんをはじめ、日々の取り組みで知っていただけた地域の方々に連合町会や商店街などで行われる地域イベント、夏祭りや盆踊り、クリスマス会や新年餅つき会にお誘いの声をかけていただいています。そこで参加することでもっと地域の方々に知っていただけ繋がれるのではと考えました。イベントに参加するだけではなく準備や作業をお手伝いし、ブースを一角お借りしゲームコーナーやお店を出すことで、子どもたちや地域の方々に喜んでいただき、同時に私たちも一緒になって楽しんでいます。その結果、また多くの方々と出会えて繋がることができています。 

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就学前の子どもたち、保育所に通う幼児や幼稚園児の安全は、施設への送り迎えが保護者同伴か送迎バスであるため、行き帰りに事件に遭遇することはそうありません。しかし園外保育(散歩など)なるもので大半の幼稚園と保育所が数人の大人でたくさんの子どもたちを連れて公園などに出かけていることを知りました。その道中で保育士さんや先生たちは交通安全や迷子、または怪我に神経を最大限に使い、周りに不審な人物がいたりすることまでは気が回らない状態です。そこで各保育所・幼稚園から園外保育の予定を事前に電話で連絡していただくと、その施設から目的地までのルートと周辺の事前巡回を行うというものです。活用していただいている施設には大変好評で、週に数回依頼のあるところもあります。

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朝鮮学校児童は公立小学校児童よりも多くの児童が遠くから通っています。そうした児童への事案に対しても、朝鮮初級学校とその児童の保護者から連絡があれば、集中した巡回や下校の同行を行っています。

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防犯には犯罪者の姿よりも場所に着目することが重要です。落書きの多い公園、広告物のいつまでも貼られた電柱、街灯(防犯灯)が切れている道、不法投棄のごみの絶えない路地などは犯罪者に人々の関心が薄く、犯行がしやすい場所だと判断させることにつながります。公園の清掃や電柱の広告物や落書き除去といった環境美化活動を、子どもたちが学校にいる午前中などの時間を活用し取り組んでいます。 また公園や公共物への落書きに関しては、名前などの個人情報を含んだ悪質なものは、その落書きのある校区の小中学校に、そうした名前などの情報と符合する児童がいないか確認を取り、そうした児童が在籍している場合は、いじめなどにあっていないか気をつけて校内・家庭でも見守ってもらえるようにお願いしています。

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生野区は高齢化率が高く、戦前から拡張されていない道路や木造の老朽家屋が密集しているエリアも多数あるため、震災やその2次災害による被害が大きく懸念されています。そうした高齢者は日中の子どもたちの見守りの中心でもあります。区内を日々巡回する私たちも、パトロール時であれば防火水槽や散水栓の有無、避難場所の把握に努めて、災害発生の緊急時に力を発揮できるよう準備しています。避難行動による2次災害や避難所生活を余儀なくされたときのストレスをできるだけ緩和して快適に過ごすためのアイデア紹介を目的とした区役所防災担当の出前講座「防災ちょっとイイ話」にも参加協力することで高齢者と私たちの子ども見守りのパートナーとしての関係づくりに取り組んでいます。

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落書きやごみの多い公園は、地域の関心が低いと犯罪企図者に理解させる原因となり、子どもたちをターゲットとする事件・事故を招いてしまう。こうした方程式が成り立っているなら事前に回避しようということで、子どもたち自らが私たちパトロール隊と公園愛護員の方々、保護者・地域の皆さんと公園を清掃することで、自分たちの住む地域や公園をもっと大事にしようという気持ちと、周囲に事件から守ってもらうだけでなく、自ら回避し自己防衛能力も身につけてもらおうという取り組みを企画しました。各小学校の休みなどを利用して行い、一緒に掃除をお手伝いしてくれた子どもたちや希望者には、もれなく『いくパトキッズたいいんキーホルダー』というものをプレゼントしています。これは自分自身が『いくみんパトロール隊』になって、事件や事故をなくしていこうと子どもたちに考えてもらえるように作成したもので、カバン・制服に着用することで防犯効果も期待しています。 この取り組みを行った小学校区や公園では、少しずつごみや落書きなどの悪戯が減少する効果が表れてきているように思われます。

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子どもの事件・事故を完全になくすためには、地域の方々自身に防犯や地域安全に対して意識を持っていただくことが何よりも必要不可欠です。 そこで地域のお店屋さんに協力を依頼して、私たちの周知(ロゴマーク・チーム名など)と同時にホームページへのアクセスを促がし、防犯意識を持っていただくためのポスターを設置していただいています。設置店や地域の方々から紹介の輪が広がり、かなり生野区内でポスターを見かける機会が増えました。ポスターがきっかけで相談や問題解決の協力依頼をされることも出てきています。設置店が増えると同時に、もっと多くの方が子どもの安全・地域防犯に意識を持って、生野区地域に犯罪者を寄せ付けなくなることが目的です。

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「子どもと地域の安全・安心に私は意識を持っています!」という意思表示として「地域子ども見守り隊」や「いくみんパトロール隊」もイメージカラーとしている黄色を基調としたシリコンバンドを手首につける取り組みです。取り組み名の『いくみんパトロールバンド』は生野区のキャラクターである『いくみん』を子どもたちに見立て、パトロールは見守りを、バンドは地域の輪をあらわしています。この“輪”が広がることで、ライフスタイルや生活時間などにとらわれず、普段の地域生活を行う中で、「見守り隊」や「いくパト」の腕章のように犯罪を考える人物を生野区内によせつけず、また犯罪の抑止効果アップにつながればと考えています。


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『いくみんパトロール隊』では、はじめから事件・事故の起こらない安全な地域にするための予防措置の防犯標語『おこのみやき』を考えました。 子どもの事件だけではなく、全ての人の安全で安心な地域生活に効果があると考えています。大人も一緒にみんなで『おこのみやき』を覚え実行する運動に取り組みましょう!

→防犯標語「おこのみやき」はこちら


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市民(生野区民)と行政の協働の観点から、地域が自主的に行うボランティアの防犯活動等を「地域活動支援」として、いくみんパトロール隊がサポートします。


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